アマツツミをクリアした感想

アマツツミをクリアしたので感想でも

主人公は人里離れた場所とであんまり人と関わり合いにならないような生活を送ってたけど、外の世界を見てみたくなって里を飛び出した結果、行き倒れてヒロインの家に居候することになる

というところから始まる物語

しかもこの主人公、他の人に何でも命令できる素敵スキルを持ってるんですが、前述の生い立ちから社交性が皆無！

当然の権利のように赤の他人に命令をしていったりして、序盤はもうハラハラだったり、モノローグが何考えてんだこいつ……状態になって結構大変かも

ただ物語が進んでいくにつれて主人公にも社交性が身についていくので、序盤はちょっとしんどいけどそのうち慣れて気にならなくなってくる感じでした

ゲームとしては、ヒロインが四人いてそれぞれのルートがあるんですが、ヒロイン一人を選んでそのヒロインのルートに入る、っていう形式じゃなくて、ヒロインＡのルートが始まって終わったところで分岐、ヒロインＡのエンディングに行くか、ヒロインＢのルートに入るか、みたいな感じで、全ヒロインのルートをプレイすることに

ヒロイン選択できないので、別にこのヒロインの話は興味ないんですが……みたいなのがあるのがちょっと難点かも

ただヒロインのルートごとにちゃんと山場があるので、クライマックスを4回体験できるというのが個人的に結構よかったです

ヒロインとの関係を深めるパートも面白いんですが、見せ場のパートに入るとストーリーに引き込まれてクリックする指が止まらない面白さ！

序盤は主人公がアレなんで休み休みプレイしてたんですが、最初のヒロインのルートの山場に入った途端、先が気になり過ぎて完全に引き込まれました！

エロゲにシナリオ求める人も楽しめるんじゃないかと

反面、ヒロインとのイチャイチャパートはちょっと短いかな、というところ

ないわけじゃないし、山場が終わった後の話なんで個人的にはちょうどいいかなと思ったんですが、イチャイチャに極振りしてるゲームとかと比べるとやっぱりちょっと足りないかな、というのはあるかも

ちなみにこのゲーム、ストーリーの仕様上最後のヒロインのルートに入るまでに他3人のヒロインのルートを経由しているわけですが、そのルート中にもエロシーンがあるので主人公がとんだプレイボーイに

しかも主人公はその辺の倫理観抜け落ちちゃってるので、複数のヒロインに手を出してることを特に気にしてないっていうね……

まあさすがに個別のイチャイチャルートに入ると他のヒロインに手を出したりはしないですが、その辺でも主人公の好みはちょっと分かれそう

個人的には序盤を乗り切れば後はもう先が気になって仕方ない展開の連続なんで、シナリオ重視の人には結構おすすめ

山場の後は日常パートが入ってるのもあって緩急も効いてるのもいい感じでプレイできました

アマツツミ【萌えゲーアワード2016 主題歌賞 受賞】

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青春フラジャイル

10,450円