ハピメア 有栖ルートプレイ中４

前回、有栖を助けに行ったら有子に眠らされるところまで行ったわけですが……

どうやら有子は透に全部忘れさせようとしているもよう

有栖のことも有子のことも忘れさせて邪魔できないようにするつもりなんでしょう

さて、透はそれを乗り越えて有栖を助けられるのか

と思ってたら

まさかの景子登場だと！？

あの夢は終わったはずですが、出てきてなかっただけでまたつながってたとかそんな感じなんですかね？

まあ透のピンチというか、物語の終盤で全員が手を貸してくれるのはこれまで通りの展開ですね

いつもと違うのは、いつも敵側にいた舞亜が、夢を見てた景子をここに連れてきてくれたってこと

今の舞亜は、というかいつもそうですが、いつでも透の味方なんですよね

後はここで有栖を足止めしつつ、ここは俺に任せて先に行け！って展開に

うん？　あれ？　覚えてる？

有栖曰く、ここは景子が望んだ一人ぼっちの夢の世界だそうな

その世界って、このルートだと年末で終った夢の中ではなかったはずの夢ですよね

ふむ、つまり全部覚えてるってことは……

これ透と結ばれた記憶があるってことですか？！？？！

え、いやいやちょっと待ってほしい……

えっ、これ景子有栖捕まえるの手伝ってくれてるんですよね？

それって……

有栖のことはともかく、景子は有子と元から知り合いだったわけで

有栖というより有子のためにここに来たみたい

透が他の人のことを見てることよりも、有子が一人終わっていくのが嫌だと

「自分だって一人ぼっちだったからかもしれないし、気まぐれかもしれないけど、声をかけてくれて」

「世の中くだらないって言いながら、私の言ってることなんてわがままだって言ってくれて！」

「それでも、いろんな話をしてくれて……先輩のこと、好きだったんですよ……」

「だから、鳥海先輩。こんな夢、センパイに頼んで終わらせてもらいましょう」

「それで、目を覚ましましょうよ。お見舞いだって行きます。ちゃんと、覚えているところで会いたいですから」

と

あかん……涙腺が刺激される……

これを透と恋人だった景子が言ってたらと思うと……

が、しかしこれ、景子の巧妙な罠！

隙を見せた有栖をそのまま捕まえるつもりだったけど、ぐらついただけで捕まえるには及ばない

全部倒すには透に頼まないと駄目だといった景子

その理由は

いやいやいやまってまってまって刺さる刺さる刺さる！！！

いやこれ景子やん！　ルートの途中から透にメロメロな景子やん！

え？　何この景子おいて、有栖ルート進まないといけないの？

えぐくないっ？！

有栖は景子の前から逃げてくし、そのあと透がやってくるわけですが……

「いいんです、私は……充分幸せでしたから。ちゃんと、センパイは私の面倒を見てくれましたから」

いやいや待って待って待って、死ぬ！

えっ、なんでこんな物語の大団円が待ってるようなところで、胸が痛い！

いやこれ、他のヒロインのルートで透に想いを寄せていたヒロインを置いて行くのとわけが違うじゃん

これ完全に結ばれたはずのヒロイン置いて行くことになるじゃん！

しかもほかの女を捕まえる手伝いさせてるじゃん！

何このルート鬼か！

え、しかもこれどう考えてもあと二人分ありますよね？

いや死ぬ……

景子の次は弥生が登場

当然のごとく弥生も覚えてるし、咲も景子も覚えていることを教えられます

ただし、ヒロインのルートの結末は誰も覚えていない

もしかしたらパラレルワールド的なので、夢から覚めた透達もいるかもしれない

弥生のイギリス行きを知って夢から目を覚ました後、物語冒頭まで日付が戻った、ちゃんとした目覚めをした二人がいるかもしれない

もしそうなら……救われると

弥生でもなく、景子でもなく、咲でもなく、有栖を選んだ透が

弥生に有栖と有子を助けるために協力してほしいと

選ばれなかった弥生に協力してほしい、夢が終わった後にできる限りのケジメはつけるからと

それだけで、刺されておかしくないといってた弥生が手を貸してくれることに

有栖を捕まえて、有栖に代弁させた有子が夢を続けられる方がいいというも

夢に逃げたところで絶対に透が邪魔をしに来て、目を覚まさせられる

それでも、望んだ夢を覚まさせられても、不幸にはならない

透のことを信じているから

透が目を覚まさせた自分は不幸になっていないと信じているから、これでいいと納得したと

いやほんと……

なんでこんな景子や弥生を振り切ってまで有栖を追いかけないといけないんだろうか！！

いや無理心が折れる……

有栖を捕まえたけど他の夢に放り込んで、自分で捕まえないと意味ないだろうと透も夢から突き出して

そして最後はいよいよ咲の登場

いやもうほんとにね

としかいいようのない台詞でお出迎えですよ

例によって咲も夢の記憶を持っているわけですが、最後の記憶は持っていない

後ろを向いた咲がどんな表情をしてるのか……

で、まあいつも通り咲に助けを求める透

あっさり受け入れてくれる咲の懐が広すぎてヤヴァイ

というか他のルートでもずっと咲は心広かったですね……

透のこと、実は兄としてしか思ってないんじゃないの？とちょっと思ったこともありますが、この夢ではっきりと、透と恋人になってあんなことになって、かけらも後悔してないと

それでも、咲は透を助けてくれるんですよ……

いつかみた問いかけに

「咲が居ないと、生きていけない」

といつか見た答えを返すんですが

「……兄さんは、わたしが妹じゃないとまだ、怖い？」

「いや、もう大丈夫」

物語の最初に咲を夢から助けたときから考えられない答え

ああ、なんか情けないところもいっぱいあった主人公でしたが

最後に全部乗り越えたんだな、と思うと涙が……

結局最後までヒロインに助けられた透でしたが

いよいよ有栖を助けるために最後の夢へと向かいます

長かったハピメアの物語がもうすぐ終わりそうですね……

まあしかし正直なところを言わせてもらうと

胸が切なすぎて正直それどころじゃない！

いやほんと、なんでこんなシナリオにしたのか

最高に盛り上がって最高に切ないです

いやまじで、この長い夢の終わりにふさわしい面白さなんですが

こう、うわああああああああああああああっ

って感じがもうたまらん……

いやほんとこの最後のヒロインラッシュがマジでいろいろな意味で良かったです